祭りの準備 Vol.9 2001.9.2
CD 「Parfun De La Nuit」その1
1.ジュ・トゥ・ヴ

  フランス近代の作曲家、エリック・サティの曲。婀娜っぽくてコケティッシュ
  な、とても魅力的な歌です。ここ何年か、色んなCMで使われているので、
  一度ならずお耳にされた方も多いのでは。このCDアルバムを作るに
  当たって、どの曲を決めるのよりも早く「これを1曲目にしようね」と高島さん
  と意見が一致しました。アレンジはもちろん高島さんなのですが、後奏の
  フレーズがとても難しく、書いたご本人がとても苦戦していました....。
2.亡き王女の為のパヴァーヌ

  これもとても有名な曲。もともと、器楽曲なので歌ではないのですが、中島梓
  さんに詞をつけて頂きました。題名からインスパイアされたこともありますが、
  なんとも幽玄な妖しいナンバーになりました。
  ヨーロッパの、人知れず朽ち果ててゆくお城で、亡霊に囲まれながらひっそり
  と暮らしている女.....そんな感じでしょうか。
3.アヴェ・マリア(カッチーニ)

  このアルバムには3曲のアヴェ・マリアが入っていますが、まずはこの
  カッチーニのアヴェ・マリアです。
  私がこの曲を知ったのは何年か前、ロシアのカウンターテナー(男性なのに女性
  の音域で歌う歌手)、スラヴァのCDでした。その後長野パラリンピックの開会式
  で米良美一さんが歌ったり、最近では「スターリングラード」という映画でこの曲
  が流れていました。

  アヴェ・マリアという題名からは清らかさ、純粋さ、安らぎなどを連想させますが、
  私はこのカッチーニのアヴェ・マリアを歌って、初めて「アヴェ・マリア」という歌
  (言葉)の裏もある人間の苦しみ、痛み、絶望を感じることが出来ました。
4.KO・TO・N

  高島さんのオリジナル曲です。どんな意味なの?って聞いてみました。

  「昼下がりにうつらうつらとまどろんでいる時、ひざの上のもの(例えば
  編物の毛玉のような)がコトン...と床に落ちた音でハッと目覚める...
  そんな感じ」

    うーん、なるほど。
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