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祭りの準備 Vol.7 2000.5.14
〜コドモなココロをもつオトナのために〜
 はっと気がつけば、もうあと1週間程で「森の音」コンサートである.今回は「コドモなココロをもつオトナのために」。コドモの頃の思い出や、夢、淋しかった事、悲しかった事、そして楽しかった事を歌おうと思っている。

 自分の子供だった頃を思い出そうとすると、浮かんでくるのは(当然だけど)楽しい事ばかりではない。それどころか、嫌だったことが次々と思い出されてしまう。ピアノのレッスン(自由に弾くのは好きだったけれどレッスンは嫌いだった)、スイミング・スクール(自由に泳ぐのは好きだったけれど練習は嫌いだった)、友達を苛めた事、友達に苛められた事、可愛がっていた動物の死、夏休みに強制的に参加させられたラジオ体操.....

 フランスワーズ・トリュフォーが、「子供の時代が人間の最も美しい時代だと言う人は、記憶力のない人だ」と話していたそうだけど、全くその通りだと思う。無知からくる不安、純粋ゆえの残酷。「明るく、可愛らしく、希望にあふれた子供時代」的なものだけでなく、痛みやほろ苦さの混じった想いも、このコンサートで歌えれば...と考えている。