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 今まで『みんなの歌』としていた私のコンサートのタイトルを変えたくてずっと考えていたの
ですが、色々悩んだ結果『森の音』に決めました。
 『みんなの歌』の精神は「皆に好かれる歌」、「皆が聞きたい音楽」を、コンサートという場を
借りてお客さまに提供する…というものでした。

 では『森の音』の精神は…?

 皆様は、「森」という言葉に、どんなイメージがあるのでしょうか?

 私にとっての「森」とは−−未知なるもの、恐れ、不安、神秘、妖しさ、恋人たちの城、詩が
生まれる所、秘密、小さな生きものたち、さ迷える魂、生と死、光と闇、神話の源であり、魔物
の住処でもある、美しさも醜さも、新しい命も腐りゆくものも、全てをその懐深く抱いている−−
私にとっての「森」とはそんな場所です。

そして「森」は、大自然の中にあるのは勿論の事、人々の心の中にも、ひとつづつあるのでは
ないでしょうか。その色や形、奏でる音色は、それぞれ全く違っているけれど…。

 これからのコンサートでは、私の内なる「森の音」を、歌という形にして、皆様に聞いて頂こうと
思っているのです。

祭りの準備 Vol.2  1999.8.5
〜森の音について〜